続・hideにまつわるエトセトラ「対談(1)」
お食事中の方&心臓の弱い方はご注意ください。
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with 山本恭司 (「Rockin'f」1990年5月号 )
恭司:もう11年ぐらい前かな。ギターはモッキンバード・タイプ使ってるんだよね。それも…?
HIDE:そう!だって、最初にオレがモッキンバード買ったのは、ミツヒロさん(斉藤光浩=B時代のバウワウに在籍したギタリスト)が持ってたからですよ。ちょうど国産のコピー・モデルが出たんで、すぐに買ったんです。
恭司:そうか。ミツヒロは、ジョー・ペリーが持ってたから買ったんだよ。あのモッキンバードは今、ボクが持ってる。テレキャスターと交換したんだ。でも、あの形って、弾いてて痛くない?(笑)
HIDE:腹のところでしょ?最初オレ、ヘンな病気だと思ったんですよ。フロ入るときに見たら、まっ赤になってたから(笑)。
子供の頃、楽屋に忍び込んでサインを貰ったり(笑)していた位に
憧れていた人との対談…。HIDEちゃんの心境を想像すると、
思わず笑みが浮かんでしまいます。
山本恭司さんが、ちゃんといちギタリストとして
HIDEちゃんに接してくれているのが素敵。
こういう経験が、また次世代の人と接する時の糧になるんでしょうね。
(↓緊張してる?(笑))
ところで、Dir en greyの薫さんって、HIDEちゃんのファンだそうですね。
hideちゃんvs薫さんの対談が実現してたら、こんな感じだったかも?
with RYO (「SHOXX」Vol.9 1992.4)
コレを見逃してたー!不覚!!
もっと早ければ入手もそれ程難しくないんでしょうが
14年も前の物となると、ヤフオクにもなかなか出ないですねぇ。
どんな対談だったんだろう…
写真だけは、後の特集でチラっと見た事ありますが、
HIDEちゃんが神父でRYOさんが尼僧で、
それはそれは怖ろしい程に美しい写真でした。
with 大槻ケンヂ (「Rockin' On Japan」Vol.60 1992.5)
大槻「で僕が一度訊いてみたかったのは、メタル界の酒呑んでの伝説ってあるじゃないですか?暴れ関係の。事実なの?そんな事はないだろうと思ってたらウチのギターの橘高、1人メタルの彼、暴れるの」
HIDE「暴れるよね。だって橘高君をYOSHIKIと俺で止めた事あるもん」
大槻「えっ!本当?」
HIDE「凄い構図でしょ?(笑)」
――それ説得力ない構図だなあ(笑)。
市川さんは、一見ジャンルの異なる人達の
対談を組むのがお好きなようですね。
世間になんとなく固められてしまった妙な枠を
取り払いたい、という事だったのでしょうか。
でも、そういう企画にのってくれるアーティストって少なくて、
hideちゃんは殆ど無条件でのってくれる
数少ない存在だった…と、後で何かで読みました。
この対談があったからか、後年、大槻さん司会の
「ボイズンガルズ」にゲスト出演した時は、
hideちゃんかなり楽しそうに大槻さんと話してましたね。
with KYO (「MIDNIGHT ROCK CITY」1992/7/18 )
KYO:あと、、いつかは、、
夢は氷川丸を潰す事だったもんね。
HIDE:そうそう!いつかは。
大きくなったら氷川丸を沈めようって
二人でかたく約束したもんね。
KYOさんのラジオ番組へのゲスト出演によって実現した、
元サーベルタイガーのメンバー2名による対談。
貴重な会話を、某サイトで読ませていただきました。感謝。
上の「氷川丸を沈めるのが目標だった」というのは
よそでも何度か聞いた事ありますが、
「大きくなったら」って、
(↓氷川丸)
…どこまで大きくなる気ですかアナタ達。
with KYO(「SHOXX」Vol.12 1992.11)
HIDE:RANDAMは、よく載せてくれたよね。他からは、嫌われてたんだけど(笑)。
――そんなに嫌われてたの?
HIDE:Xと、サーベルと、ディメンシアは、嫌われまくってたんだよ。
KYO:「東京三大粗大ゴミバンド」って、いわれてたからね。話したら誤解は解けたと思うんだけど、とにかく、評判はむちゃくちゃ悪かったんだよ。
――なんで、そんなに評判が悪かったの?
KYO:打ち上げ会場を、次から次へとつぶすバンドだから(笑)。
HIDE:あと、スタッフが異常に多いとか、ゲストが異常に多いとか。それで、「ど~せ、俺らなんか嫌われてるんだ、いいや、いいや」って、Xとかディメンシアの打ち上げに行っては、みんなで暴れてた。
元サーベルのリーダーとヴォーカルによる対談、ふたたび(笑)。
この時の写真がまた良いんですよ。
なんと、プールに入って水中撮影!
後で、撮影チームによる座談会を読んだら
「この2人には薔薇よりホオズキが似合うと思って
探したけど、季節的に無かった」というくだりがあって、
なんとなく納得した覚えがあります。
以来、ホオズキを見る度に思い出してしまう(笑)。
あと、当時興った「ノーポーザー」の波の中で
hideちゃん達のようなスタイルが揶揄された事もあったようで、
それに対してかなりマジな発言もしてます。
結構、読みごたえありますよ。
with Screaming Mad George (「FOOL'S MATE」vol.136 1993年2月号 )
正月早々、「オセチもいいけど、臓物もね!」なんてフザけたコピーと共に
お盆に乗せられた山盛りの内臓の上で微笑む生首などという
グロ画像以外の何物でもない素敵写真が掲載され、一部業界を騒然とさせた対談。
(コレだもの…(^^;)
(でも、この右から2番目はインテリジェンスな感じ(笑)で、ちょっと好き)
これ、まだ読んだ事無いんですよね~。
フールズの追悼特集でちっちゃい画像を見ただけで。
某古書通販を見てたら、この号の販売価格が¥5,000ですってよ。すげー。
話がずれるけど、HIDEちゃんが初めて音楽誌の
表紙を飾ったのが、このフールズだったそうですね。
当時、フロントマン以外のメンバーが表紙って、
邦楽系音専誌ではまずなかったらしいんですよ。
で、話が来た時、HIDEちゃんは
「本当にオレでいいいんスかねぇ」と言っていたそうです(笑)。
…以上、フールズhide特集より受け売りでした(笑)。
Today's【にほんご/汉语/English】
*サーベルタイガー/剑齿虎/saber-toothed tiger
by rosa_hiho | 2006-09-03 10:51 | hide & X