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今日も一冊

私も「ヴィジュアル系」だった頃。
市川 哲史 / 竹書房
ISBN : 481242643X
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前作「私が『ヴィジュアル系』だった頃。」から約1年。
"帰ってきた音楽評論家"市川哲史さんによる、
元(笑)ヴィジュアル系Artistとの対談集第2弾です。

テッシー(命名 by hide(笑))のインタビューは、尋ねるというより
自分の立てた仮定に相手の回答を誘導する(煙に巻くというか
丸め込むというか…)という感じがしなくもないんですが、
この人と話している時は、hideちゃんが凄くリラックスして
生き生きと回答しているのが、文面から感じられて好きです。
市川哲史さん・大島暁美さん・加藤祐介さんが、
読んでて楽しい3大hideインタビュアーでした♪
さて、そんな市川さんの本作ですが、
今回はなんと!あの「Xの三年寝太郎」
石塚智昭先生ことPATAちゃんがいらっしゃいます。
PATAちゃんがこんなに長く語ってる文章を、初めて読んだ気がする(笑)。

PATAちゃんの章を読んで感じたこと。
石塚さん、やっぱかっこいいよ。男前だよ。Rockerだよ。

HIDEちゃんが折に触れて「見た目は俺が"陽"でPATAが"陰"だけど
性格的にはPATAが"陽"で俺が"陰"なんだよ」
等と語りまくって、
HIDEちゃんがそんなに言うなら…と目を向けるまで
PATAちゃんの良さに気がつかなかった私ですが、
ほんとこの人素敵です。
読んでて思ったんだけど、基本的に全部肯定形の人なんですね。
あるがままを受け入れるというか。
それも意識的にしてるんじゃなくて、
この人の素地がそうなんだろうな~~と改めて思いました。
その辺が昔と全然変わってなくて、凄く嬉しかった。

他の章も面白い…んだと思います。たぶん。
ごめんなさい、PATAちゃんの所しか興味なかったんで
立ち読みでそこしか読んでません(^^;

あ、昨日改めて手にとって見たら、小室さんの「V2」話も載ってたんですが
当時の状況を赤裸々に語っていて、これもとても面白かったです。
でも前作のSUGIZO対談と言い、余りに赤裸々過ぎて、
当時彼らに入れ込みまくって少年少女時代を過ごした人には
ちょっとショックな内容かもしれないな~
…と、立ち読みしながら思いました。
(買おうよ自分)

  by rosa_hiho | 2006-06-08 08:51 | Lifelog

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