ブログの功罪
日経の連載小説「愛の流刑地」に疑問を感じています。
「なんで今更、こんな失楽園の焼き直しのような小説を?」
とは前々から思っていたのですが、
5月24日付掲載分を読んだ時は、筆者の職歴まで疑いたくなりました。
今現在は、また別のとんでもない方向へ暴走しているようです。
そんな今日この頃、とある掲示板にて
某下着メーカーの社長が、自分のblogで
この小説を「好き」だと書いたばっかりに
非難ごうごうでblog内がエライことになっている…
という記事を見つけたので、読んでみました。
…うーん、なるほど。
意識して「不買!」とかまでは思わないけど、
本能的に買う気がなくなりますね。
だって生理的に嫌だもの。
商品が、直接肌につけるものだけに、なおさら。
まったくの一個人としてならともかく、
ご自身の立場と、扱っている商品を考えたら
まずかったんじゃないかなと思います。
購買層ど真ん中を敵に回してどうする。
ただ、ここまでの騒ぎになった背景には
肝心の日経がろくに対応してくれないから…
てぇのもあるような気がします。
やりばの無い怒りを抱えた読者達が
唯一のはけ口を見つけたのがここだった、と。
そう考えると、この方のblogはある意味
日経及び渡辺氏にとって格好の生贄、
という気がしなくもないです。
by rosa_hiho | 2005-09-03 10:37 | Others